島犬日記
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走る
今日の夕方、幸助が走った。
ほんの15mくらいだったけど、僕をめがけて走ってきた。
3本足でピョンピョンとではなく、紛れもなく走ったんだ。


涙が出た。


幸助、ありがとう。


幸助・断脚後のアニマルコミュニケーション
断脚手術前に幸助にアニマルコミュニケーションを行いました。
そして、術後1カ月経った現在の心境や身体の具合も気になったので再びACを依頼。
結果が届きましたので掲載したいと思います。
黒字はコミュニケーターさん、青字は幸助です。

Q:幸ちゃん、こんにちは!元気ですか?

そんなはずないでしょ?
分かっているじゃないか〜〜。


Q:そうだよね、でも一応聞いてみたの。
では、心の調子はどんな感じ?

少しだけ、UPしてきた感じだけど、まだまだ結構しんどいところだな。


Q:そうだね。まだまだ日が浅いものね。
脚を1本失った事は、とても残念な事・・・でもね、これからも家族と一緒に現世で暮す為には、必要だった事。
だから、前にもお話したように、あとは練習だよ、ね、幸ちゃん!

その練習、どうなんだろうか・・・あんまり上手くいっていないようなんだけれども・・・。

Q:幸ちゃん、焦っちゃダメ。
まずはね、身体全体と心の調子を、以前のように戻す事・・・今は、それを目標にしてね。

どういう事だろうか?

Q:それはね、身体と心のハリを取り戻すという事だよ。
そうすればね、「いろいろ試してやるぞ!」っていう気持ちが、自然と湧いてくるようになると思うんだ。

ハリか~~。
今のボクの身体はポヨ~ンとしているし、心はドヨ~ンとしている感じだし・・・パン!としたハリは、まだまだ遠そうだな。


Q:だから「焦らない」って言ったでしょ?ゆっくりで大丈夫だよ。
お父さんも幸ちゃんの心の調子を心配しているよ。
「前脚が1本無くなってしまったけど、どんな気持ちでいるの?」って。

今はね、事前にボクが想像していたよりも、不便な肉体になってしまったと感じている。
でも、決して泣きたい気分ではないよ。それに、こんな事で泣いたら恥ずかしいしもんな。


Q:幸ちゃん、カッコ良いね~~。
でもね幸ちゃん、心が泣く事を欲求した時は、誰だって泣いても良いんだよ。
それは、恥ずかしい事ではないからね。

そうだろうか?
でもね、今はもうそういう時期ではないんだ。少し前は、それに近い心の状態だった・・・今は、ただただ・・・ドヨ~ンって感じなんだ。


Q:それなら聞かせて。
前脚を失った後、最初はどんな風に感じた?

よく分からなかったんだ。
自分で確認する事は出来なかったしね。
それに、病院では何もする事がなかったのでね。


Q:おウチに帰って、暫くしてからはどうだった?

前脚がないという事を思い知らさせた感じだった・・・思い通りにならない肉体にイライラしたんた。
この時期、自分への腹立たしさで、泣きたい気分っていうのを感じた。


Q:悲しかったワケではなく、自分自身にイライラしていたって事?

そうさ。
不自由さを克服出来ない自分にね。


Q:そして今は、ドヨ~ンなの?

そう、ドヨ~ンなんだ。

Q:ドヨ~ンからは、早く脱出しないとね、幸ちゃん。

脱出方法なんてモノ・・・あるんだろうか~~???

Q:それが“あるかないか”は幸ちゃん次第かな?
だってさ、“ドヨ~ン”は、幸ちゃんの心の中に存在しているモノなんだもん。

でもさ、何かヒントくらい頂戴よ。

Q:それはね、“焦らない事”・・・さっきも言ったけどね。
焦った心で成功を求めるから、失敗してガッカリしちゃうの。
自分へのハードルを少し下げてみて。小さな事から1つずつクリアしていけば良いんだよ。
急いで、高いハードルを越えようとするから、失敗するの。それは誰にだって無理な事。
小さな小さな仔犬の頃を思い出してみて。一歩一歩だったでしょ?

少しだけ、分かるような気がする。
スタスタ歩こうとはせず、小さな目印に向かって一歩を歩いたかもしれない・・・その時は、その一歩の成功にウキウキしていたかも・・・。
そういう事?


Q:そう。それにその時は、目印に辿り着かなくたって、イライラしたりしなかったでしょ?
“チェッ!”って程度の気持ちだったでしょ?そしてその後、ファイトが湧いてきたでしょ?

そうだったかもしれない・・・。
何となく、分かった・・・。


Q:焦らない事が大切だからね。
それでは、食欲はどう?

あるワケないでしょ?“ドヨ~ン”なんだから。
それにさ、沢山動いたり遊んだりしているワケではないしね。


Q:それもそうだけどね・・・。
お父さんがね、「食欲が無いけど、何が嫌なの?」って聞いているよ。

食欲が無いというより、あんまりお腹が空かない感じなんだ。
“好きなモノを少しだけ食べたい”という事かなぁ・・・。
それからね、横になっている時間が長いと、お腹(胃?)が働かないから気持ち良くないんだよ。


Q:それからね、「「栄養を考えると、ドライフードもおかゆも食べて欲しいんだけどな。」って。

でもさ、それを食べるとお腹の中に溜まって、気持ち悪いんだよ。

Q:でもね幸ちゃん。食べるモノのバランスって大切なんだよ。
ドライフードやおかゆの量を、毎日徐々に増やしていって欲しいな。
そうすれば、お腹もそれに合せて働いてくれるようになるよ。
すべてが食べられるようになったら、身体もボヨ~ンじゃなくなって、元のハリに近づいて
いくはず・・・パンパン!なハリを取り戻せると思うな。
幸ちゃんの今のハードルは、ゴハンみたいだよ。

う~ん・・・そういう事か~~。
でもね、今は少し前よりもOKになってきたかな?
だから、最初のハードルは超えたって事?


Q:幸ちゃん、それが“焦る”という事。
用意してもらったゴハンを、幸ちゃんの身体がちゃんと吸収してくれるという事が、最初の
ハードルクリアの印。それには、時間が必要なの・・・だから焦らないでね。

そうか・・・自分の身体と共に、力を合わせてトライしていくんだね?

Q:そうだね・・・それでは、身体の部分部分で、気になるところはある?

そりゃ~前脚さ。
何かね、まだちゃんとあるような感じで、地面にバッチリ着けそうな気がする時があるんだ。


Q:でもね、前脚が1本ないという事に慣れていかないと、逆に危険だから気をつけてね。
その他、気になる部分は?

身体全体がポヨ~ンだからさ、お腹もあんまりいう事を聞いてくれないみたい・・・。

Q:それは、“お腹が痛い”という事?

そうじゃない。
ちょっと張った感じっていうのかな?・・・時々ね。


Q:お父さんがね、「どこか痛いみただけど、どこがどんな時に痛いの?」って聞いているよ。

痛みを感じる部分は、背中なんだ。
何かね、背中がよじれているみたいな感じで、動く方向によっては痛いんだ。
それに、同じ姿勢でいると固まった感じがして、首を動かすと痛いみたいなんだ。


Q:その痛みについて、家族がヘルプ出来る事はある?

首から背中に触れて欲しい。

Q:眠りについてはどうかな?

ぐっすりの時もあれば、ボーッと起きているような感じの時もある。

Q:お父さんがね、「眠れないみたいで、起き上がったり、横になったり、ウロウロしたりを繰り返しているけど、どうしたのかな? 何かしてあげる事はある?」って聞いているよ。

眠れないのは、動けない事に肉体が苦痛を感じているからさ。
身体がだるいっていうか、固いっていうかね。


Q:そんな時、ハァハァして動き回っていると、みんなが心配しちゃうよ?

でもね、これは今のボクにとって必要な事なんだ。

Q:でもさ、家族がずっと傍にいられるワケではないから、心配するのは当然だよ。

誰もいなくても大丈夫・・・1人でも大丈夫。
身体が欲求している事だから、やらせて欲しいんだ。


Q:そう。でも、気をつけないとね・・・そして焦らないで欲しいな。
お父さんはこう言っているよ。
「これからも全力で守るし、手伝うから心配しないでね。」って。

ありがとう、お父さん!
ボクは、ボクの脚の手術を決断したみんなをがっかりさせたくないんだ。
「ベストな選択だった」と思って、喜んで欲しいんだ。
その為には、他の人や犬たちにも、元気になった姿を見てもらわないと、って思っている。


Q:でもね幸ちゃん、その時までには、たっぷり時間をかけていいんだよ。
幸ちゃんが、1本脚のない事を100%受け入れ心が回復すれば、身体はその力についてくるからね。
その為には、お父さんは何でもお手伝いしてくれるはずだよ。

分かった。

Q:ところでね、この前、幸ちゃんはお父さんに「初めて会った時、ちょっとだけ同情したでしょ?」
って言っていたよね?
お父さんは私に「だって、仔犬が雨に濡れて鳴いていたら同情しますよね?だから保護して家族になったのに。」って笑っていたよ。

そうかなぁ~?誰でも同情するかなぁ~?
だってさ、何人もの人が、通り過ぎて行ったんだよ。
見ないフリをした人もいたかな?
それにお父さんは、ボクの表情をすごく心配してくれたじゃない?
それは当たり前の事ではないんだよ、お父さん。
お父さん、やっぱり“ありがとう!”だってば!!!


Q:そうだね。でも、ステキな出逢いだったと思うよ。
それでは幸ちゃん。最後に言いたい事はある?

ねぇお父さん、ボクは時々夢をみるんだ。
以前のように走っていると、急に地面がなくなって落ちるようなイメージになる・・・そんな時に目が覚めて、ウロウロしてしまっている時もあるんだ。
4本あった脚のたった1本が無くなっただけで、こんなに不便で不安になるとは思わなかったんだ。
でもね、ボクはこの不安と不便を打ち消す事が、使命だとも思っている。
みんなに“アレ(手術をした事)で良かったんだ”と思ってもらう日がくるようにしたいと思っているんだ。
そうなったらお父さん、みんなにバンバン自慢してね!


以上が今回のAC内容です。

身体は凝っていると思っていましたが、時々キャンッと鳴く痛みが背中だとは思いませんでした。
普段もマッサージはしていますが、これからは頻度を増やしてやろうと思います。

まだ脚があるような行動は時々するんです。
高い段差を降りようとしたり、逆に階段を駆け上がったり。
昨日は自宅の階段の扉を開けて降りて行ったのでビックリした程です(マジ、やめて…)

食欲関連もAC通り、最近はあがってきています。
食欲不振の原因は胃腸の悪さもあったんですね。
確かに、お腹が固くなる程の便秘になった時期もありました。

ボクは、ボクの脚の手術を決断したみんなをがっかりさせたくないんだ。
「ベストな選択だった」と思って、喜んで欲しいんだ。

このコメントは感慨深いです。
正直、僕がこの決断で良かったと思いきれていないので…。
でも、この言葉が聞けて嬉しかった。
一緒に頑張ろうな!

目線
今日は“目線”について記しておこうと思う。

DSC_8215.jpg

幸助が3本脚になってから、散歩で人々の目線が気になる。
そりゃ見るよね。3本脚の犬。

この目線、術後3週間経った今も慣れない。

奇異なものを見るようにガン見してくる人…。
見ちゃ悪いって感じであえて見ない人…。
可哀そうに…って感じの人…。

ガン見のおっさんには閉口するが、他のリアクションは当然だと思う。
僕もそうするだろうし、今までもそうしてきた。

でも、なんやろうね。
ちょっと嫌なんやわ。

たぶん、障害者の方々や障害のある子を持つ親御さんもそうちゃうかな?
だとしたら、今までの僕の態度は偽善的やったかもしれん…。

一番、嬉しかった反応は、散歩中に出会った見ず知らずのおっちゃんでした。

「えっ、脚無いやん。」
「どないしたん?」

めっちゃ普通に自分が思ったことを伝えてきはった。
僕も普通に答えた。

「悪性の腫瘍が出来て切断してん」

「そっか、リハビリやな」
「頑張りや!」

そう言っておっちゃんは去って行った。

同情も遠慮もあらへん。
ただただ、普通。

でもなんか嬉しかったし、楽になった。
ほんの数秒のやりとりやったけど、大きな事を学べた数秒間でした。

幸助の断脚がなければ一生分からなかった事でしょう。

ありがとう、おっちゃん。
ありがとう、幸助。

僕も人の目線なんか気にしてたらアカンな(笑

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